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ピラティスとは

ピラティスとは、ジョセフ・ピラティスさんが負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズです。体の深層部にあるインナーマッスルを強化することで、体全体のバランスを整えながら骨格を正していきます。そして、美しくしなやかに動ける体へと導いてくれます。

ジョセフ・ピラティス (独/1880-1967)

小さな頃から病弱であったピラティスさんは、健康になるにはどうしたらよいかを自身の体を通して追求していました。しかし、彼がイングランドに住んでいた時に第一次世界大戦が勃発し、敵国民であることにより捕虜となってしまったのです。そこで負傷兵のサポートに従事することとなります。収容所の劣悪な環境の中、彼はベッドのスプリングを抵抗として利用し、様々な運動を考え多くの負傷兵のリハビリテーションに関わりました。一説によると、彼が収容されていた部屋の人達は収容される前より強くなったとか…。戦争の終息に伴いアメリカへと移住したピラティスさんは、NYのジムでピラティスジムを構えることになりました。 【現在】 アメリカのピラティス人口は約1200万人と言われており、人口の約1%の方々に親しまれるほど広まりました。近年では世界的にも有名な方々がピラティスを取り入れている情報が発信され、世界的にも人気のエクササイズになってきました。日本でも近年では多くのフィットネスクラブで取り入れられ、徐々にフィットネスの代名詞になりつつあります。

■ 種 類

マシン

ピラティスの種類 1

スプリングを使った抵抗運動など、様々な器具を用いることで一人ひとりに合った適切な負荷でエクササイズを行うことができます。運動に自信のない方やご高齢の方から、スポーツ選手まで様々な方に適しています。機械を調整して体を部分的に鍛えることもでき、骨への動きを意識したエクササイズを行いやすいのが特徴です。

マット

ピラティスの種類 2

ヨガマットだけを利用するため、狭い場所でも気軽に行うことができます。ストレッチなどを通して体全体を使った流れるような一連の動きでエクササイズを行うことで、全身をバランスよく鍛えることができます。呼吸は胸式呼吸を原則とし、身体機能の活性化を目指します。

ローラー

ピラティスの種類 3

理学療法士の臨床とピラティス実践者の身体感覚から生まれた解剖学・運動学の理に適ったエクササイズです。特定の筋を増強させるものではなく、全身の繋がりを体感しながら、歩く動作に合わせて進化したヒトの身体の機能を引き出します。 マシンがなくても、ローラー1つでかなり応用的なエクササイズを行えるのが特徴です。

■ ヨガとの違い​

ピラティス

ヨガとピラティスの違い

元々はリハビリ用として誕生し、体に負担をかけずに強くしなやかな体を得ることを目的としています。体を内側から支えて関節を正しい位置に安定させるインナーマッスルを鍛えることで、骨格のゆがみを整えることに重きを置いています。また、姿勢が美しくなることで痛みのない体づくりを目指します。

ヨガ

ヨガとピラティスの違い

約4500年前に古代インドで誕生した宗教的思想に基づいた修行法の一つです。呼吸法や瞑想を通じて心と体を調和し、充実して幸せを感じられる状態に整えることを目指していました。現代ではポーズと呼吸法を中心に体を動かすことで、心身を整えることを目的としている場合が多くなっています。

効 果

【内臓機能の活性化 】

姿勢が改善することで内臓が正しい位置に戻り、内臓機能が回復すると言われています。実際に「冷え性が改善された」「快便になった」「むくみが解消された」といったお声を多くいただきます。

【代謝UPによるダイエット効果 】

内臓機能が活性化することで基礎代謝がUPします。基礎代謝の中でエネルギーを消費する体の器官は、内臓38%、筋肉22%、脂肪4%、その他16%と言われており、筋肉量を増やすよりも内臓の調子を整えた方が効率的であると考えられます。当ジムでも、ピラティスと無理のないカロリーコントロールでダイエットを成功させたお客様が多くいらっしゃいます。

【姿勢改善・体の痛みが緩和 】

インナーマッスルを鍛えることで体を内側から支え、関節を正しい位置に安定させることができます。そして、肩こり・腰痛・関節痛といった体の痛みを改善していきます。また、両肩の左右差、背骨や骨盤の歪み、O脚やX脚、外反母趾といった体の歪みにも大きな効果が発揮されます。

【柔軟性・機能性向上 】

ピラティスエクササイズで滑液の滲出を促すことで関節可動域が大きくなり、また筋肉の緊張が緩んでいきます。その結果、柔軟性・機能性が向上していきます。 疲れにくい効率的な体になり、姿勢が改善して柔軟性や機能性が向上することで、必要最低限のエネルギーで動けるようになります(エネルギーの効率化)。力の伝達がスムーズに、各部位が連鎖的に動くことができるようになるのです。

【自律神経・ホルモンバランスの安定 】

内臓機能、血流、柔軟性が向上することでむくみ、冷え性などが改善されます。また、ストレスも軽減されることで自律神経やホルモンバランスが整っていきます。